事業再構築補助金 の採択結果【採択のためのポイントは?!】

事業再構築補助金の採択結果

事業再構築補助金 の採択結果【採択のためのポイントは?!】

 

事業再構築補助金 の採択結果が、発表されました!

6/16(水)には、緊急事態宣言枠が、6/18(金)には、通常枠等が、それぞれ、事業再構築補助金のHPから公表されました。

通常枠等は、6/18(金) 18:00に公表される予定だった、通常枠等では、当時間に、アクセスが集中し、サーバーダウンとなるほどでしたが、全体としては、以下のような結果となりました。

 

緊急事態宣言枠

緊急事態宣言枠の採択数:2,866 (申請要件を満たした応募者数:4,326)

緊急事態宣言枠の採択率:66.3 %

非常に高い採択率でしたので、通常枠にも期待が寄せられる一方で・・・

 

通常枠等

通常枠の採択数:5,104 (申請要件を満たした応募者数:14,843)

通常枠の採択率:34.4 %

さすがに、緊急事態宣言枠と同等とはいきませんでしたが、厳しい数字に。

 

 

 

事業再構築補助金の採択ポイントは?

そんな中、当所が支援させて頂いた企業様も、無事、採択となりましたが、事業計画含めて、採択ポイントの仮説を挙げていこうと思います。

 

①実行性が認められること

当所が支援させて頂いた企業様は、事業再構築補助金があろうが、なかろうが、申請した事業を推進される予定でした。そのためもあって、実行計画において、かなり具体的に記述していきました。例えば、展開する商品・サービスの記述においては、実際に販売予定のそのものを記述する、営業についても実際に話を進めている取引予定の企業を記述する、等です。

事業計画が計画倒れにならないこと、という点は、金融機関からの資金調達時等にも必須な観点ですので、本補助金も例外ではないと想定できます。

 

②売上根拠の確度が高いこと

中小企業庁の担当の方も話していましたが、本当にその売上って、達成されるのか?と疑問に思った計画書が8割にのぼるとのことで、この採択ポイントの仮説は、おそらく正しいと言えると想定できます。

売上根拠に関わらず、その他の記述も、しっかりとした根拠やロジックが成り立っていること、が前提と想定します。

第一次申請において、中小企業診断士が支援した事業計画の採択率が高かった(50%弱も!)というデータがあるようですが、中小企業診断士は、資格取得までの間に、最低でも、高いロジカルシンキングと、要約技術を課されているので、個の点が採択率の向上につながったのかもしれません。

 

③申請企業の事業実績があり、補助事業に取り組むための体制を構じられること

①にも関連しますが、正体不明の企業が申請しても補助金を出す側は、出しにくく、たとえ、創業から浅かったとしても、決算書がしっかり作成されており、事業実績や第三者評価が得られていることは重要と想定します。

それら事業基盤があって初めて、再構築への権利が与えられるような印象をもっています。(仮説ですが)補助事業に取り組むには、具体的に誰がどういう役割で、その役割を全うすれば、事業を推進できるかどうか、について、具体的に、わかりやすく、納得性を持てる形で、記述する必要があると考えます。

 

幣所が支援させて頂いた企業様の事業計画では、①~③にかなり留意し、作成しました。無事、採択され、ひとまず安心していますが、しっかりと交付申請支援、経費管理、報告支援、そして、何より事業立上の支援まで尽力させて頂く予定です。

 

幣所では、経営に困っている企業様や、事業再構築補助金を活用し、経営改善されたい企業様へ、全面的な支援をさせて頂きますので、こちらよりお問い合わせ頂ければと思います。

問い合わせはこちら

 

 

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